皆さんは包丁を研いだことはありますか?
私は今回の記事を書くまで、研いだことはありませんでした。
どうやって研ぐのかな?と思い続けてるだけでしたので、私と同じように思っている人の手助けになればと思い、今回研いでみた感想をまとめました。
包丁を研ぐきっかけ
実は私は一年ほど前、友人から砥石をいただいたんです。
だから砥石は手元にありました。
台座までついたなんかすごそうなものだったんですが…
だってなんとなく面倒そうだし、上手くできなかったら切れ味悪くなりそうだし…と勝手に思ってしまってチャレンジしたことがありませんでした。
でもせっかく砥石ももらったし、いつかはチャレンジしなきゃな・・・と思いながら1年ほど経ってトマトがうまく切れなくなったある日。
オープンファクトリーが併設された、とある包丁メーカーさんに行く機会がありました。
そこの売店で「誰でも職人のように包丁が研げる」というキャッチフレーズのついた商品が目に入り「これなら私でもできるのでは?!」と思って購入してきました。
↓その名も「TOGRIP」
砥石もその補助具の「TOGRIP」も揃っているのでこれはやらないわけにはいきませんよね。
というわけで早速研いでみましょう。
包丁を研ぐ準備
とはいっても、今まで見たことあるのは、四角い石に水をつけて包丁をすりすりしている父の姿のみ。
どういう手順で研いでいるのかなど詳しいことはわからないので、まずはパッケージに書かれている説明を読んで見ましょう。
(ここからは私の心の声ととともにお楽しみください。)
砥石の方を見ると・・・
まずは石を水に沈めて、泡が出なくなるまで浸す。
そしたら、一定の角度に保ったまま包丁を砥石で研ぐ。
本格的に研ぐには、荒砥石→中仕上げ砥石の順で研ぎますが、普段のお手入れは中仕上げ砥石で十分です。
とりあえず、水に砥石を浸しましょう。とぽん。
そして、補助具「TOGRIP」の方を見ると・・・
刃先の方からTOGRIPを装着する。
模様の線と砥石が並行になるようにセットし、包丁を砥石で研ぐ。
これが包丁を研ぐのに良い角度(45度)になる。
ほうほう。
ではとりあえず、刃先の方からTOGRIP装着してみましょう。
思ったより硬い感じですが、刃先に気をつけながら装着完了。
そして水に浸していた砥石も、泡が出なくなったので取り出し、台にセットする。
包丁を実際に研いでみる
さて、役者は揃った。
あとは私が研ぐだけだ。
まずはTOGRIPの説明書に書かれていた通り、模様に合わせてセットする。
意外と、刃の方が浮きそうになるので、刃を砥石につけるようにしながら研ぐ。
シャーコ・・・シャーコ・・・
自分が魔女になった気分で、ゆっくりと研ぐ。
どれくらい往復した方がいいのかわからないが、表面と裏面は同じ回数やったほうが良さそうだ。
ひとまず20くらい数えてみよう。
1・・・2・・・3・・・・・
途中で水が足りない感じになったところに水を指で垂らして続ける。
よし。
刃元の方は表も裏も研いだ。
TOGRIPを少し中央の方にずらして装着して研いでいないところを研ぐ。
1、シャーコ・・・2、シャーコ・・・
合計3カ所にTOGRIPをずらしながら取り付けて、研ぎ終わる。
・・・・・・
意外と簡単で、本当にこれでいいのか、と不安になる。
けど試しに、包丁をよく洗い、家にあったトマトを切ってみる。
スパッ!
「すげっ!」
思わず声が出てしまう。
本当にスパッとトマトが切れるようになった。
勢い余って自分の手を切らないように注意しながら次々とトマトを切る。
本当に切れ味抜群になっていました。
実際に研いでみて
素人の私がなんとなくで研いでもこんなに切れ味が良くなるんだから、これはやる価値あるな、と思いました。
色々ググってみると、やり方がヒットしたり、グッズがヒットしたりしました。
今回見つけたこのグッズも実際ネットで売っていましたしね。
私の背中を押してくれたTOGRIP、ありがとう。
気になった方は是非